【おススメTED動画】無限ホテルのパラドックス「The Infinite Hotel Paradox」
価値のあるアイデアを世に広めていくこと(Ideas Worth Spreading)を使命としているTED*1。
ここしばらく全くまとまった時間が取れず心の余裕もなくて一言日記みたいな記事でお茶を濁していたのですが、久しぶりにTED動画に戻ってきました!いぇい。
今回は、ちょっとした数学パズルのような動画のご紹介。
『The Infinite Hotel Paradox』(無限ホテルのパラドックス)
スピーチではなく、TEDオリジナルの教育アニメーションです。
6分弱と短めで英語も聞き取りやすいのですが、中身が「無限」の概念に関するもので、ちょっとした数学に関する用語(累乗とか)が出てくるので、用語を知らないと聞き取りが難しい箇所もあるかもしれません。
ドイツ人数学者ダフィット・ヒルベルトによる思考実験。
まず、「無限に部屋があるホテルが完全に満室になったとして、ホテルはもう一人の客を受け入れることができるか」という問いから始まります。
思考実験によれば、「n」号室に入っているすべての客に「n+1」号室に移ってもらえば(無限に部屋があるので、常に「n+1」がある)、1号室が空くので、そこに受け入れることができることになります。
ただ、そもそも「無限に部屋があるホテル」が「完全に満室になる」という前提がどうして満たされるのかよくわからない……(無限に部屋があったら満室にならないのでは…?)。
その後さらに、「無限に客が乗っている無限バスで連れてこられた客を受け入れることができるか」といった問いに発展していきますが、詳しくはぜひ動画を観てみてください!
ちなみに、この動画で説明されていた「可算無限」の概念については、以下サイトでも詳しく説明されています。「可算無限」は無限の中で一番小さい「アレフ0」らしいのですが、無限の中で一番小さいってなんやねん、と頭が混乱します…。さらにアレフ1、アレフ2……と続いていくらしいのですが、わけわかめです。
【おススメ度:★★★★☆】(英語学習への個人的おススメ度です!)
<語彙力UPクイズ>
【脚注に答えがあります】
<復習クイズ>
英語の勉強は復習も大事。
今日は過去の語彙力UPクイズから以下出題です。
- ledge
- azimuth
- conduction
- renal
- parse
- abet
- ravine
- canine
もしわからない表現がありましたら、答えは以下記事で!
someoneinthisworld.hatenablog.com
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「文章力」の云々の前に…
最近、ネットで「文章力」とか「文章」についての記事をよくみかけます(まあ最近に限ったことではなく、定期的に流行っているものと思いますが)。
私自身は「文章力」について言えることは何もないのですが、「文章力」どうこうの話以前に、書きたいことをひねり出すのがまず大変なんだよなぁという月並みな感想を抱きました。
英会話をする時も、英語能力そのものも大事だけど、そもそも話す内容を考えるのが難しかったりします(「英会話苦手だわ~」という人が、「あ、そもそも日本語でも目的のない会話は得意じゃなかった」と思い当たるのはありがちな話)。
当ブログは英語をテーマにしているので、毎日一つは何か英語関連のことを書きたいなーと思っていますが、書くことをひねり出すのにけっこう苦労しています。「これ書きたいな」と思っているテーマがあっても、時間が限られていることが多いのでなかなか手をつけられないというのも苦労している一因かもしれません…。
まあ無理して毎日更新する必要もないのですが。
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今日も「洋書の英語」さんからひとフレーズ。
- uphill battle:「困難な戦い」「苦戦」を意味する英語表現。
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山や丘等の傾斜地での戦いで、下から上を攻めるのは大変であることから。
いまが踏ん張りどき。/Crunch time is NOW!
「踏ん張りどき」「がんばりどころ」「天王山」等を意味する言葉は、英語では「Crunch time」といいます(「修羅場」の意味もあるようです)。
最近は毎日「今日が踏ん張りどき!」と思って一生懸命タスクに取り組んでますが、なかなか終わりがみえていません・・・。
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今日も「洋書の英語」さんからひとフレーズ。
- lock horns:「ある問題をめぐって対立する」「意見が衝突する」を意味する英語表現。
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発情期の雄鹿どうしが角を突き合わせて争う様子から。
今日もバタバタしてます/Today is a hectic day again!
気持ちばかり焦って色々やろうとしてもどれも中途半端になるので、とにかく一つ一つ落ち着いて片付けるしかないですね。
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今日も「洋書の英語」さんからひとフレーズ。
- rack one's brain:「知恵を絞る」「頭を必死に働かせる」を意味する英語表現。
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「rack」というのは「身体を引き延ばす拷問台」のこと。「rack one's brain」は直訳すると脳を拷問にかけることですが、(拷問をかけるように)頭を絞る、頭をひねることを意味します。
目から鱗だ!/The scales fell from my eyes!
最近たまたま「目から鱗」という表現を英語で言いたい場面がありまして「It opened my eyes」とか適当に言ってしのいだのですが、後から調べてみたところ「目から鱗」というのは聖書から来ている表現で英語でもそのまま「The scales fall from one's eyes」というようです。
15 しかし、主は仰せになった、「さあ、行きなさい。あの人は、異邦人たち、王たち、またイスラエルの子らにも、わたしの名を伝える器として、わたしが選んだ者である。
16 わたしの名のために彼がどんなに苦しまなければならないかを、彼に知らせよう」。
17 そこでアナニヤは、出かけて行ってその家にはいり、手をサウロの上において言った、「兄弟サウロよ、あなたが来る途中で現れた主イエスは、あなたが再び見えるようになるため、そして聖霊に満たされるために、わたしをここにおつかわしになったのです」。
18 するとたちどころに、サウロの目から、うろこのようなものが落ちて、元どおり見えるようになった。
まさに「目から鱗!」でした。まだまだ知らないことがたくさんあるなぁ。
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今日も「洋書の英語」さんからひとフレーズ。
- rock bottom:「どん底」「最低の状態」を意味する英語表現。
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海の底の天然資源がある層(Deposit)のさらに下にこれ以上は掘れない岩石層があることからきた表現。「洋書の英語」さんで紹介されているフレーズは、知っているものもありますが、由来含めて「へー!」となるThe scales fall from my eyesの表現も多くて、とてもためになり面白いです。
一日寝てました/Stay in the bed all day
最近疲れがたまっていたのですが、ほぼ丸一日、冬眠中のクマのようにすやすや寝たらだいぶスッキリしました。
こんなに寝るの久しぶり。
たまには思い切って休むのも大事ですね~。
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今日も「洋書の英語」さんからひとフレーズ。
- pull out all the stops:「全力を出す」「あらゆる手を尽くす」を意味する英語表現。
- パイプオルガンは通常の演奏時には、使わない列に「ストップ」をして音が出ないようにするそうです。この「ストップ」を全て外すことからきた表現。そもそもパイプオルガンがそういう仕組みだということも洋書の英語さんで拝読して初めて知りました。
スキマ時間を活用する/Utilize my spare time
日々バタバタしていて まとまった時間をとるのがなかなか難しいですが、ちょっとしたスキマ時間はところどころに生じているので、これをなるべく活かして少しでも色々できるといいなーと思っています。
3分位の時間でも、気合いれて「3分間メール処理しよう」と思って集中すると案外できるし、まとまった時間がとれた時に前裁きすべき雑務が減るのでいいですね。
まとまった時間がとれても雑務が多いと、結局あっちこっちに集中力が削がれて、意外と思ったほどタスクを進められなかったりするんだよなぁ。
「スキマ時間」は、英語だとspare timeやidle timeといいますね。
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今日も「洋書の英語」さんからひとフレーズ。
- all thumbs:「不器用な」「ぎこちない」を意味する英語表現。
- 手の指が全部が親指だとぎこちなくなる(であろう)ことから。手の指が全部親指ってことはあまりない(というか人差し指の位置に指の形状のものがあればそれは「人差し指」と呼ぶような)と思いますのでちょっと不思議な表現ですが、太くて短い指で不器用な様子はなんとなく頭に浮かびますね。
- 例)I'm all thumbs when it comes to playing soccer.