【TED】よりよい会話をするための10のヒント「10 Ways to Have a Better Conversation」
今日は久しぶりに英英辞典読み以外の投稿!
価値のあるアイデアを世に広めていくこと(Ideas Worth Spreading)を使命としているTED*1。
TEDが公式にお勧めしている25個の最も人気の動画を収録したPlaylistがありますので、これを一つずつ観ていっています。
今日の動画は、『10 Ways to Have a Better Conversation』(よりよい会話をするための10のヒント)。
ラジオ局のホストを務めているCeleste Headlee氏による2015年のスピーチ。
11分少々とやや短めの動画で、さすがラジオ局ホストだけあり早口ながらもとても明瞭な話しぶりで、リスニングにおすすめ。やっぱりプロはすごいなぁ。
表情が豊かで、ユーモアの交え方もうまいなと感じました。
ぜひ直接聞いていただければと思いますが、Celesteが語る10のヒントを簡単にまとめると以下。
- マルチタスクをしない(スマートフォンをいじらないことはもちろん、他の事に意識を向けない)
- 独断的に話さない(相手に反論の余地を与えないような話し方をしない)
- オープンエンドクエスチョンを使う(「はい」「いいえ」で答えられる質問をしない)
- 浮かんできた考えはそのまま流す(浮かんだ考えに拘っていると、相手の話を聞けなくなるので)
- 知らないことは知らないという
- 自分の経験を、他の人と同じであるかのように押し付けない(経験は人それぞれ固有のもの)
- 同じことを繰り返さない
- 細部にこだわらない(細かい数字なんで誰も気にしていない)
- ちゃんと聞く
- 短くする
「相手の目をみる」「うなづく」「相手が言っていることを繰り返す」等といった、巷に溢れている相手の話を聞いていることを示す小手先のテクニックは無意味!とばっさり切って捨てているのが爽快でした。
だって、ほんとに相手の話を聞いていたら、相手の話を聞いていることを示すテクニックなんていらないのだから!そりゃそうですね。
あと、最後の「短くする」について、Celeste氏の姉妹による格言(?)が秀逸でした。
A good conversation is like a miniskirt; short enough to retain interest, but long enough to cover the subject. -- My Sister
英語の勉強を長らくやっていますし仕事でも英語を使っているので、話す内容が決まっている時は特に問題無いのですが、いまだにテーマの決まっていない「英会話」には苦手意識をもっています。
「うまく言えなかったらどうしよう」「間が持たなかったらどうしよう」という恐怖感がどうしても潜在的にありますね。
日本語でも、知らない人ばかりのパーティとか飲み会に出席するのはちょっと苦手ですが、英語だと共通の文化的背景がないのでさらに苦手意識が高まるように思います。
Celeste氏が挙げているような良い会話のコツを活用して、得意になれるといいなぁと思いますが、まあ場数を踏むしかないのかな…。
【おススメ度:★★★★★】(英語学習への個人的おススメ度です!)
<語彙力UPクイズ>
【脚注に答えがあります】
<復習クイズ>
英語の勉強は復習も大事。
今日は過去の語彙力UPクイズから以下出題です。
- youthful indiscretion
- dust off
- aberration
- extrinsic motivator
- intrinsic motivator
- periphery
- mystifying
- rudimentary
- rubble
- yearning
もしわからない表現がありましたら、答えは以下記事で!
someoneinthisworld.hatenablog.com
今日もお読み頂きありがとうございました!
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