これだけ知っていれば基本はOK!Oxford大学が厳選した最も重要な基本英単語『Oxford 3000』&『Oxford 5000』
[記事編集履歴:2020年10月13日最終更新]
ほぼタイトルで言い尽くしているのですが、Oxford University Pressが厳選した、全ての英語学習者が知っておくべき3000語、それを少し拡張した5000語のご紹介。
www.oxfordlearnersdictionaries.com
20億語に及ぶデータベース「Oxford English Corpus」から、最もよく使われており、英語学習者がテキスト等で見かける頻出単語をピックアップしたリストということです。
単語のレベルは?
- 『Oxford 3000』は、CEFRのA1-B2レベル
- 『Oxford 5000』は、CEFRのB2-C1レベル
なお、CEFR(セファール)とは、「Common European Framework of Reference」の略で、ヨーロッパ言語共通参照枠という意味。
もともとEU域内で作成されたものですが、現在では外国語の学習者がどのレベルまで習得しているかを判定する際の国際的なガイドラインとして、現在広く用いられています*1。
A1:学習を始めたばかりの者・初学者
A2:学習を継続中の者・初級者
B1:習得しつつある者・中級者
B2:実務に対応できる者・準上級者
C1:優れた言語運用能力を有する者・上級者
C2:母語話者と遜色のない熟練者
したがって、Oxford 3000は初学者から準上級者レベル、Oxford 5000は準上級者レベルから上級者レベルの単語から、頻出のものが選ばれていることになります。
どんな単語が収録されている?
実際にリストをみてみると、中学・高校で習うような、基本的な単語がほとんどであることがわかると思います。
本記事冒頭のリンクをクリックして頂くとリストに飛べますが、そこでFilterボタンを使うと、CEFRレベル別に単語を抽出することができます。
上級とされるC1でも、「abolish, abortion, absense, absurd...」等、よくみる単語が並んでいます。
学校で英語を勉強している方、しばらく英語に触れておらずリハビリから始めたい英語学習者の方は、まずこのリストのA1レベルから順に単語をチェックしていき、知らなかったものを学習していくのが効率がよいかと思います。
私もざっとリストをスクロールしてチェックしましたが、ほぼ全て知っている単語でした。私のブログの『語彙力UPクイズ』は、私が日々英語に触れる中で知らなかったり忘れていたりする英語表現や気になった言い回しが中心になりますので、Oxford 3000、5000には収録されていないものがほとんどになるかと思います。
なお、単語だけではなく、よく使われるフレーズのリストもあります。こちらも英語学習者が最初に押さえておくべき必須リストになっています。
www.oxfordlearnersdictionaries.com
私は普段このOxfordのサイトのオンライン英英辞典を使っているのですが、勉強すべき単語リストやフレーズリストまであって、英語学習者には最高のサイトですね!
【おススメ度:★★★★★】(英語学習への個人的おススメ度です!)