英語で世界を広げたい!~英語学習&見聞録~

バイリンガルを目指す学習記録、勉強法、その他英語ネタ。同じように英語で世界を広げたい!と思っている人の参考になれば幸いです。

一般的な英文で使われる英単語の92%をカバーする2800語を全部チェックしてみた

昨日の記事で、過去にはてなブックマークが3000以上ついた英語勉強法を総まとめしました。

someoneinthisworld.hatenablog.com

その中で、ランキング8位、3233ブクマ(今みたら3235ブクマに増えてました)の記事が以下です。

この英単語を覚えるだけで、英文の9割は読めるようになるという話【NGSL,NAWL,TSL,BSL】|相川真司(かわんじ) #BooQs|note

昨日もご紹介した通り、この記事では以下の4つの英単語帳(英単語リスト)が紹介されています。

絶対に覚えておくべき基礎英単語帳『NGSL』

学術英文の9割を網羅する英単語帳『NAWL』

TOEIC英文の9割を網羅する英単語帳『TSL』

ビジネス英文の9割を網羅する英単語帳『BSL』

実はこれらはいずれも、明治学院大学Charles Browne*1教授、青山学院女子短期大学Brent Culligan教授及びJoseph Phillips教授が、共同で作成したもの。

以下、Charles Browne教授ご本人が、TEDでNGSLの説明をしている動画もあります。

30年も日本で英語を教えているとのこと。英語が極めて綺麗で聞き取りやすく、リスニングの勉強にもおすすめです。

www.youtube.com

そしてこのリスト、作成者の教授陣により、無料ですべてオンラインで公開されています。

すごい!

www.newgeneralservicelist.org

なかでも、上記4つすべての英単語リストのベースとなるNGSL(New General Service List)は、上記教授陣が2009年から2013年まで4年間かけて20億語から選び出した、英語学習者がまずおさえるべき必須英単語リストになっています。

このリストの英単語をマスターすると、一般的な英語テキストに出てくる単語の92%がカバーできるという優れもの。

これはチェックせねばですね!

以下リンクから単語リスト(glossary)に直接飛べますので、ご興味あればぜひチェックしてください。

http://www.linguaeruditio.com/NGSL/NGSL_gloss.html

 

私もこのリストの単語を全部チェックしてみましたが…

 

…な、なんと、全部知ってた(汗)

よく考えると、以前以下記事でご紹介した、Oxford大学が厳選した基本英単語5000語も全部知ってたので、2800語位だと、まあ知ってるよな…。

おそらく、中学か高校の英語の授業をある程度真面目にきいていればだいたい知っているはず、位のレベル感です。

someoneinthisworld.hatenablog.com

あえていうと、「reckon」(to believe or expect that something is true)だけ、知ってはいるもののあまり使わないので、ちょっと注意が必要かなという感じでした。

でもなー、このリストの単語を全部知っているからといって、小説や新聞が辞書無しで完璧に読めるか、海外ドラマが完全に理解できるか、というと、そうでもないんだよな…。

事務的な文章や簡単なペーパーバックであればほぼ問題無いですが、文学的な小説とか専門外の分野の文献等になると、けっこう知らない単語がバシバシでてきます。

 

なお、3000ブクマついたnote記事のすごいところは、単に既存の英単語リストを紹介するのみならず、各リストの日本語訳付きのデータを作成し、さらに4種の英単語リストすべてについて『4択問題』『スペル問題』『リスニング問題』『発音問題』形式のオンライン問題集にしているところ。

明日以降、NGSL以外の英単語リストもチェックしてみて、知らない単語がありそうだったら、オンライン問題集を活用してみたいと思います。

*1:サイトをみると、メールアドレス等ところどころ、記載がCharlie Browneになっています。TED動画冒頭でもネタにしていますが、スヌーピーのチャーリーブラウンと同じですね。ちょっとお茶目でいいですね。