座右の銘
いつも拝読しているKoushiさんのブログで、「座右の銘」がとりあげられていました。
私にとっての「座右の銘」は、いくつかあるのですが、その一つが以下です。
THE SERENITY PRAYER
O God, give us serenity to accept what cannot be changed,
courage to change what should be changed,
and wisdom to distinguish the one from the other.
ラインホールド・ニーバーという神学者による言葉とされていますが、ちょっと真偽は不明です。
ただ、非常に人生の本質を突いた言葉だと思います。
日本語に訳すと、以下のような感じでしょうか。
「神よ、
変えられないものを受け入れる冷静さと、
変えるべきものを変える勇気、
そして両者を区別する知恵を与えたまえ」
私はクリスチャンではないのですが、この言葉には、
①絶対変えられないことに執着しないこと（たとえば「過去」とか、「自分の生まれ持った条件」とか）、
②変えられることの中で変えるべきものは積極的に変えていくよう努力すべきこと（人間は現状維持を選びがち。何かを変えるのはパワーがいる）、
③変えられないものと変えられるものを勘違いしないこと（たとえば、「自分の考え」や「価値観」、「習慣」は変えられるものだが変えられないと思い込みがち。「他人のか考え」等は、変えるのが難しいものだが変えられると思い込みがち）、
という人生を良く生きる上で大事なことが短いフレーズの中に詰まっているように思います。
でも、神様に祈らないといけないくらい、実践が難しいことでもあるのが悩ましいところです…。
