鬼はみんなの心の中にいる(英英辞典読み 86~87ページ目:bareからbarricadeまで)
今週のお題「鬼」
鬼って、不思議な存在ですよね。
何が不思議って、現実には存在しないのに、現代社会においてもあたかも存在するかのように人々の口の端にのぼり、想像され、例えに使われ、生活に息づいているところ。
よく考えてみれば、鬼なんていないとわかっているのに、節分の豆まきを当たり前のようにするっていうのも、「文化だから」「風習だから」と片付けてしまえば簡単ですが、人間の面白いところだなと感じます。
「目に見えないもの」「手で触れられないもの」を、あたかも実在するかのように扱えること(能力)が、人間を人間たらしめている所以。
概念としての「お金」とか「国」とか「時間」とか「法律」とか「社会」とか、これらすべてのベースとなっている「言葉」とか、私たちは当たり前のように存在するかのように扱ってますが、実はどれも人間の想像の産物で、本質的には「鬼」と同じようなものではないかと思います(いずれも、もし今この瞬間地球上から人間が一人もいなくなったら、その概念も消えてなくなるはず、という意味で。でも、いつか別の知的生命がこれらの痕跡をみつけて、これらの概念を理解できたら、やっぱり概念が存在することになるのか。ややこしい!)。
これらを生み出しているのが人間の「心」や「たましい」なのではないかと推測されますが、そもそも「心」や「たましい」だって本当に存在するのかよくわからない(たんなる脳内物質の化学反応なのか、それを超えた何かがあるのか…)。
特に結論のない話で恐縮なのですが、とにかく不思議なことだな~と思います。
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さて、今日も楽しく英英辞典読み!
ここ数日ブログで色々試していましたが、やっぱりちゃんと記事を書こうと思うと時間がかかりますね。
ただ、反応があるのはありがたいですし、アウトプットの練習にもなります。
他の活動とのバランスもみつつ、たまに力を入れた記事を書ければと思います。
<語彙力UPクイズ>
【脚注に答えがあります】
<復習クイズ>
英語の勉強は復習も大事。
今日は過去の語彙力UPクイズから以下出題です。
- affinity (for/with somebody/something), affinity (between A and B)
- afflict somebody/something with something
- affluence
- affray
もしわからない表現がありましたら、答えは以下記事で!
someoneinthisworld.hatenablog.com
<今読んでいる英英辞典のWeb版>
*1:意味:showing that you do not care about offending somebody or about behaving badly
*2:意味:the continuous firing of a large number of guns in a particular direction, especially to protect soldiers while they are attacking or moving towards the enemy
*3:意味:(of land or soil) not good enough for plants to grow on it