英語で世界を広げたい!~英語学習&見聞録~

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【おススメTED動画】ウソの見分け方

[記事編集履歴:2021年3月1日最終更新|

価値のあるアイデアを世に広めていくこと(Ideas Worth Spreading)を使命としているTED*1

TEDが公式にお勧めしている25個の最も人気の動画を収録したPlaylistがありますので、これを一つずつ観ていっています。

 

今日の動画は、『How to spot a liar』(ウソの見分け方)。

www.ted.com

 

ウソ発見人(Lie Detector)Pamela Meyer氏による2011年のスピーチ。

18分程度とTEDとしては標準的な長さの動画です。

 

詳細はぜひ動画を観てみて頂ければと思いますが、ポイントは以下です。

  • 研究によれば、私たちは1日に10回から200回、ウソをついている
  • 訓練されたウソ発見人は、90%の確率で真実をみつける(一般人は54%程度)
  • ウソをついている人の特徴は、①否定しようと意気込んでいる場合、形式ばった言葉を使いがち、②ウソをついている人は、無意識にウソをついている対象から距離を置く言葉を使おうとする、③信憑性を高めようとする言葉を使う、④ウソをついている人は上半身を動かさない、⑤言葉としぐさが一致しない、⑥うまく騙せた時に、笑みを浮かべる

 

 ・ ・ ・

 

ウソをついている例として、クリントン元大統領がホワイトハウスでの不倫を否定している場面や、悲嘆にくれているふりをする犯罪者へのインタビュー、逆に本当に悲嘆にくれている被害者のスピーチの動画等が紹介されています。

たしかに、Pamera氏の説明を聞いてから見ると、それらしい特徴がいくつもあるようにみえるものの、素人が生兵法でこれらの特徴から相手のウソを見破ろうとしても、なかなか難しいだろうな、という気もしました(ものの本によれば、サイコパス等は、全く見分けられないようなウソをつくといいますし…)。

ウソ発見人なんて職業があるのは面白いなと思いましたが、一体どういう場面で何をする何のための職業なんだろうか…。ちょっと気になりました。

近い将来、「ウソを見分けるAI」とか、開発されてもおかしくないなぁ、という気もします。ウソをついている人の画像とか動画のデータを大量に機械学習させたら、人間にもわからないような特徴をとらえて、ウソを見分けちゃいそう。

 

【おススメ度:★★★☆☆】(英語学習への個人的おススメ度です!)

 

<語彙力UPクイズ>

【脚注に答えがあります】

  • crux*2
  • recoil*3
  • covertly*4
  • neocortex*5
  • flattery*6

*1:someoneinthisworld.hatenablog.com

*2:意味:要所

*3:意味:あとずさる、ひるむ

*4:意味:暗に

*5:意味:新皮質

*6:意味:お世辞、おべっか